ゲイの俺たちがxxx株式会社の方々にプロポーズを祝福してもらった話

大勢のお祝いの言葉とクラッカーの音がボコと相方に降り注ぐ。

こんばんは。ボコです。

前のブログに書いた4℃の結婚指輪が完成したのでプロポーズ計画を進めていたところ、xxx株式会社の社長と社員の方々にサプライズお祝いをしていただきました。

※写真掲載の許可はいただいています

xxxと書いてエイジィと呼ぶようです。xxx(エイジィ)株式会社。

とても嬉しかったので忘れないうちにブログに書いておこうと思います。


7月中頃のこと。
6月中頃に4℃で購入した結婚指輪が、ようやく完成しました。

このままスッと着けるか。
それとも互いの指にソッと着け合うか。

んーでもね、やっぱなんていうかね。指輪を交換する前に何かやっておきたいですよね。プロポーズ的な。
人生で最初で最後のことですしね。

というわけで、贈り物を用意しました。

【プロポーズ・誕生日】花束風メッセージフラワー

折角なので記念にずっと形に残るものにしたい。造花なのでそれができる。
ぱっと見は花束ですが、実は花瓶に入っているのでそのまま飾れます。
勿論水やりも不要です。ズボラスタイルで世の中を生きてきたボコさんならではのチョイスです。
ちなみに肝心の見た目ですが、何かの機会があればまたここの商品を使ってみてもいいな、と思えるほどに丁寧な細工がしてあり綺麗でした。

指輪を交換する際はちょっと特別感出していきたいなー、とよくお世話になるブリッジラウンジの田岡さんに相談したところ、まさかのブリッジラウンジサービスをやっている xxx株式会社のスペースをお借りできることになりました。優しさが激しい。

そんな具合にスルッと決まった指輪交換の儀式の場所と時間。
裏では相方に内緒でボコのプロポーズ計画が田岡さんの力をお借りして着実と進んでいる。

こうして賽は、

投げられた!!(`・ω・´)キリッ


指輪交換の儀式当日。

業務の関係で少し遅刻しつつも、xxx株式会社前に到着。
エレベーターに乗り、オフィスに向かいながらボコは田岡さんとの極秘打ち合わせ内容を思い返す。

田岡さん「ブツは隣りのブースに入れて閉めておきます。
ボコさんがカーテン開けて入れば直ぐに取れるようにセッティングしておきます。
2人が来店したら手前のブースに案内します。
私が間違っていたていで「ごめん奥のブースに移動してもらっていい?」と伝えます。
ボコさん先に移動してください。
隣りのベランダ側、奥のブースへ。
先です!ここ大事。
奥のブースに置いておきます。これを手に取って迎えましょう。」

プランニングが神。一部の隙もない。

とうとうエレベーターがオフィスに到着した。

流れは完璧に脳内インプット完了。

今日!!

俺は!!

華麗に立ち回る(`・ω・´)!!!

ガチャ

おめでとうございます!!!!!

エレベーターが開くと同時に、大勢のお祝いの言葉とクラッカーの音がボコと相方に降り注ぐ。

え…?
え…?

「おめでとうございます」

お祝いの言葉とともにミニブーケを手渡されるボコと相方。

え…?
え…?

え…!!

xxx株式会社の社長と社員の皆様が…お祝いしてくれた?

動揺のあまり、上手く言葉が出てこない。

ワタワタするボコと相方。

拍手の中、だんだんと実感が湧いてきて、涙ぐみ始めるボコ。
相方を見てみると、…はやッ、すでに号泣しとる。

相方「今日…こんなんしてもらえると思わなくて…髪がボサボサでええええ」

その後、記念にみんなで写真撮影をすることになり、コロナ禍ということもあり写真撮影の瞬間だけマスクを外し、お祝いが終わると同時に皆さん風のように消え去った。
後から話を聞いたところ、この瞬間のために業務を調整してくださったようなのです。心の中で土下座した。

サプライズお祝いが終了し、ブースに案内されたボコと相方。
この時点で相方もだがボコも謎の達成感というか幸福感に包まれていた。
嬉しいなー、今日ここにきて良かったなー…

あ、いや、まだ本番始まってないわ。

当初の目的を思い出す。

気を引き締めなおして…

ここからは、

今度こそ、

俺からの、

サプライズ(`・ω・´)!!!

そう、ボコサプライズが始まるのですが、これはアレですね。内容を自分で書くのは恥ずかしいですね。

ここからはVTR(※静止画)のみでお送りします

なぜか膝まずきポーズをリクエストされる図(BOKO + 相方)
当事者と暗躍者の図(BOKO + 相方 + 田岡さん)
儀式完了の図

成功じゃああああああああああ!

公にカミングアウトをしていない自分たちは、こういった恋愛系のイベントを第三者から祝われることが少ないと思っている。

勿論、ゲイやビアンの友達、カミングアウトした友達は「おめでとう」と言ってくれた。とても嬉しい。
ただ、その人たちは自分の中では身内なのです。

想定していない第三者からお祝いを貰えたことが、ただただ嬉しかったのである。

居酒屋で誕生日をお祝いしたら周囲のお客さんが一緒に喜んでくれたような。
出社したら職場一同から結婚祝いをいただけたような。
赤ん坊と一緒に散歩していたら見知らぬ通行人が赤ん坊を笑わせてくれたような。
一般的に普通に起こり得るようなレベルの出来事。
そんなレベルではあるが「自分たちには起こらないだろうな」という意識でいた出来事が実際に起こって「自分たちにも起こるんだ」って思えて嬉しくなった。
そんな気持ち。わかりにくいですね。湧き上がれ語彙力。

xxx株式会社の社長と社員のみなさま。
そして、暗躍してくださった田岡さん。

とても思い出に残る記念日になりました。
ありがとうございました。


★どうでもいい後日談

相方「本当に驚いた。あのタイミングで言われるとは思わなかった。」

ボコ「でも指輪着けちゃったらもう言うタイミング無くね?」

相方「あー!そうか、あるとしたらあの時しかあり得ないのか。気づかなかったー。ていうかそういうサプライズが出来る人だと思ってなかった。」

ボコ「それにしても既に二人で指輪を買ってしまっているから断られる緊張感がなくて精神衛生上非常に良いプロポーズであった。」

相方「……あれ、言われてみればさ、あの言葉って指輪買う前に言ってくれないとおかしくなry

ピシャッッ(襖を閉める音)

ゲイの俺たちがxxx株式会社の方々にプロポーズを祝福してもらった話」への2件のコメント

  1. すっごい遅くなりましたが…
    プロポーズ成功などなど、おめでとうございます!(*^▽^*)

    読んでいてこちらも勝手にキャーキャーなっていました( *´艸`)
    BOKOさんと相方さんがこれからも幸せでありますように!!!⭐

    • AQUAさん

      返信が遅くなってごめんなさい。。。
      最近仕事が。。。激務で(今も)。。。ブログをのぞく精神的余裕が無かったのです。。。

      お祝いのお言葉ありがとうございます!とても嬉しいです!!

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